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文句言う暇があったら、1円でも家に入れろ!


以前所属していた会社の上司が話したエピソードです。

その方は、当時で既に50代だったと思います。非常にアグレッシブな方で、部下に厳しい方でした。その方も、何社か転職経験があり、中には、会社都合で会社を辞めなければいけないときもあったということです。

営業経験は豊富で、知識もあり、コネクションもあった方ですから、転職はすぐに決まると思っていたようでした。ところが、シニア層の就職活動は、予想をはるかに超える厳しさで、書類通過する企業もほとんどなく、時に通過しても、納得いく仕事内容でないと、やはり気合が入らない面接となったようでした。

時に、紹介会社のコンサルタントや、企業の面接官から厳しい言葉を浴びることもあり、その度辛い思いをしていました。そんな状況が数か月続き、ついに自暴自棄を迎えてしまったそうです。

帰宅するなり、面接官などの悪口を奥さんに愚痴ってしまい、何で優秀なはずの俺が上手くいかないのか、と悪態をついてしまいました。すると、それまで黙ってうなずいていた奥さんが、突然机をバンっと叩き、こういったそうです。

 『あんたいろいろ偉そうに愚痴っているけど、そんな暇があったら、1円でも家計に入れたらどうなの!』

それでその方は目が覚めたそうです。

自分の今おかれている状況は、選択肢がある訳ではない限られた機会なのだから、案件に興味を持ち、そして1回1回の面接を大切にしよう、と心を入れ替えたそうです。そうすると、気持ちが前向きになり、表情も自然に緩み、面接でも結果が出るようになったそうです。最終的に、ご自身のキャリアを発揮できる職場に就くことができたのでした。

このエピソードは、大切な要素が含まれています。

まず、この方は自分に自信があり、仕事で結果を出すことも容易であると考えていました。ですから、自分を欲っする企業も多く、雇われないはずがない、と目線が上であったということです。このコラムで何度か言及している、『話を聞きたい』という姿勢で面接に臨んでいたのです。

指名のヘッドハントであれば、企業側が口説く立場ですが、多くのケースは候補者が自分を売り込む立場であるはずです。勘違いしてはいけない、という良い例です。

次に、選択肢が限られる(もしくは無い)立場であるのにも関わらず、仕事を選んでいた、ということです。当然自分のやりたくないと思う仕事には気乗りしないし、安売りしてもいけないと思います。しかしながら、相手も選考しているという状況の中で、どれだけの機会が存在するか、という目線が不足しているのです。

機会というのは平等に訪れますが、それを掴むか逃すかで人生大きな差がつきます。相手に自分の実力を認めさせ、その上で判断する、という姿勢が欲しいところです。

そして最後に、責任範囲の意識の欠落です。

自分ひとりであれば、何をやってもいいと思います。どんなにこだわってもいいでしょう。その結果、被害を被るのは自分自身なので、自分さえ納得していれば問題はありません。

ところが今回は、配偶者がいたわけです。配偶者は、いつ仕事が決まるのだろう、と不安であったと思います。必死に就職活動をしているであろう夫を、陰で支えたいと考えていたはずです。ところが、当の本人の意識があまりにも低い。だから厳しい言葉を浴びせたのです。

この方は、その言葉で自分を取り戻しましたが、そういった存在がいない人は、いつまでも上手くいきません。自分が周りからどう思われているのか、という基本的なことを意識しないと、機会を得ることも難しいでしょう。

叱咤激励してくれる存在は、とても貴重なのです。 

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